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「農薬と無縁の森の中で育つ」の無農薬のコーヒー豆

農薬と無縁の森の農園で 育てられた 安心安全な生豆を求めて 店主自ら現地買付にこだわっています。

岩下珈琲が選ぶ「農薬と無縁の森の中で育つ」コーヒー豆

なぜ岩下珈琲は、インドネシアにこだわるのか?

すばらしい環境で育ったインドネシアコーヒーは感動です。

世界に数多あるコーヒー産地の中で、岩下珈琲はなぜインドネシアの奥深い森林地帯に惹かれるのか。それは、単に「無農薬」というラベルを求めた結果ではありません。

私自身が、このすばらしい環境で育ったインドネシアコーヒーの味に魅了された一人であり、この感動を多くのお客様と共有したいというのが理由です。

それは、インドネシアの森の中で育てられたコーヒー豆ということを知りました。人間が管理する「農園」を超え、森林という「生きた生態系」そのものが育んでいるコーヒー豆。

そのコーヒー豆で入れた最高の一杯を皆様と共有するために、インドネシアの農園に私自らが直接出向き、無農薬の生産現場を確認し直接契約するという道を選んでいます。

岩下珈琲の3つのこだわり

岩下珈琲の豆は、現地の農園で完熟した豆を一つ一つ手づかみで収穫されたものを買い付けています。

収穫されたばかりの新鮮な豆

( ニュークロップ )

コーヒーは、食品です。豆が新鮮であることが美味しさの条件です。
年月が経った豆は酸化が進み、美味しくありません。

生産者が判っている安心な豆

( トレーサビリティー )

毎年、信頼のおける農園から、同じ品種の豆、ハンドピックされた高品質の豆を購入し、お客様に変わらない味をお届けしています。

農薬を使っていない安全な豆

( ケミカルフリー )

コーヒーは、本来自然界に由来するものです。インドネシアの小農園で生産される豆は、自然林の中で有機栽培されています。ここでは、農薬や化学肥料とは無縁なのです。

農園への旅と直接農園視察の真価

農園に直接訪問し、視察します。

岩下珈琲の「無農薬の確認」は、どのようにして行われるのか。それは、机上の認証に頼るのではなく、「農園に直接出向く」という、最も原始的で、最も確実な方法によって成立しています。

この「直接訪問」という行為は、現代のコーヒーサプライチェーンが抱える根本的な課題への回答でもあります。世界のコーヒー供給網は、「複雑で不明確」であり、無数の中間業者によって「断片化」されています。

そのため「完全無農薬」という言葉は、世界のコーヒー市場において極めて重い意味を持つのです。そして食することの重要性を持っています。

この豆を「誰が」「どのように」作っているのかを店主自らが確認する。

複雑なインドネシアの生産現場へ直接足を運び、誰が、どのように無農薬栽培をしているかを自分の目で確認することで、コーヒーの信頼性を確保しています。

スペシャルティコーヒーにおける「トレーサビリティ(追跡可能性)」とは、単に「どこで」作られたかを知るだけでなく、「誰が」「どのように」栽培したかを明確にすることです。この透明性こそが、持続可能性や倫理性を担保する鍵となります。

しかし、インドネシアのコーヒー生産は、推定180万人もの小規模農家によって支えられており、その供給網は極めて断片化しています。このような状況下で、単なる書類上の確認や「ラベルを信頼する」という旧来の方法 には限界があります。

岩下珈琲の「農園への旅」は、この不透明なプロセスを文字通り踏破し、単なる「スマトラ産」という曖昧なラベルから、「ガヨ地区のX協同組合、Y集落のZさんが生産するコーヒー豆」といった検証可能なレベル へと到達するための唯一の手段です。

それは、後述する「アグロフォレストリー」という栽培実践が、「無農薬」という約束と一致していることを、その目と足で確認する作業なのです。

インドネシアのジャングルの奇跡。化学肥料も農薬も不要な「アグロフォレストリー」の科学

インドネシアの農園は、広大な「農地」ではなく、森の中でコーヒーを育てる「森の庭師」に近い存在である。

岩下珈琲が訪れる農園は、「山奥の森林地帯」にあります。それは、別のコーヒー産地のように、地平線まで続く広大な「プランテーション」ではありません。インドネシアのコーヒー生産の実に99%は、1ヘクタール未満の土地を耕す小規模農家によって支えられています。彼らは広大な「農地」を所有しているのではなく、既存の森の中でコーヒーを育てる「森の庭師」に近い存在です 。

この社会経済的構造こそが、インドネシアの伝統的な栽培方法を現代にまで保存してきた鍵となります。彼らが実践するのは、近代的な農業技術とは対極にある、古来の知恵です。

山奥の森林地帯で、インドネシアの伝統的な栽培方法によりコーヒーが育てられています。

「シェードグロウン」と呼ばれる伝統的な自然な栽培方法

「数メートルの大きな木々が、コーヒーの木に木陰をつくる」。この光景こそ、岩下珈琲が求めるコーヒーの秘密を解き明かす鍵であり、「アグロフォレストリー(森林農業)」または「シェードグロウン(木陰栽培)」と呼ばれる伝統的な栽培法です。

世界的に見れば、コーヒー栽培地の40%は、生産効率を優先した「フルサン(直射日光)」農法で行われています。しかし、岩下珈琲が探すのは、既存の森林内にコーヒーを植える自然由来な農法です。

このシェードツリー(日陰樹)は、単なる日除けではありません。これは、コーヒーの品質を高めるための「好循環」の第一歩です。

木陰でゆっくりと成熟することで、コーヒー豆の内部に複雑な風味成分が蓄積され、より美味しくなります。

繊細なアラビカ種のコーヒーの木は、強すぎる直射日光から守られる必要があります。木陰によって穏やかな環境に置かれたコーヒーチェリーは、直射日光下で育つものよりもゆっくりと成熟します。

この「遅い成熟」こそが、品質の核心です。チェリーが木になっている時間が長くなることで、豆の内部では複雑な糖分と多様な風味化合物がじっくりと生成されます。

研究によれば、このプロセスが「より良い豆の品質」、「より豊かでニュアンスに富んだ風味」、そして格段に優れた味わいを生み出すことが示されています。つまり、森林の「木陰」が、直接的に美味しいコーヒーを作り出しているのです。

腐葉土が育む「生きた土壌」

「枯葉や木の実が腐葉土となり、有機栽培の環境を自然に作っている」。これは、アグロフォレストリー・システムの心臓部であり、「好循環」の第二段階です。

シェードツリーから落ちる葉や枝は、絶え間なくコーヒーの木の根元を覆う「マルチ(敷きわら)」となります。この有機物が分解される過程で「腐葉土形成」が促進され、土壌有機物の豊かな層が形成されます。さらに、皮を剥いたコーヒー豆の皮は、またこん自然の中も戻されます。

この腐葉土が豊かな「生きた土壌」は、コーヒーの木にとって完璧な栄養源です。それは「バランスの取れた栄養」を供給し、土壌の養分循環と保水能力を劇的に高めます。

結論として、この自然の閉ループ・システムは、人間が合成化学肥料を投入することを完全に不要にします。森は自らで自らを肥やし、コーヒーの木はそのバランスの取れた自然の食事によって健やかに育つのです。

無農薬が成り立つ生態学的理由

本来コーヒー豆作りは、「化学肥料や農薬は無用」である。その理由は、アグロフォレストリー・システムでは、森全体が「防衛システム」として機能するからです。これが「好循環」の第三段階です。

単一作物(モノカルチャー)の農園とは異なり、シェードグロウンの森は、多様な樹木が共存する複雑な多層構造を持っています。この複雑さこそが、「多様な動植物」の生息地を提供します。

この生物多様性には、コーヒーの害虫を捕食する「天敵」が豊富に含まれます。具体的には、昆虫を食べる鳥類、コウモリ、クモ、そして寄生蜂などです。これらの天敵は、森の中で24時間体制の自然な害虫駆除サービスを提供し、その有効性は研究によっても確認されています。

このバランスの取れた生態系では、特定の害虫が異常発生することは稀です。生態系自身の内部的な調整システムによって、化学農薬の必要性そのものが排除されているのです。「無農薬」は、単なる農家の「選択」ではなく、健康で機能的な生態系がもたらす「結果」なのです。

「利益優先」の農法がもたらすコーヒー豆への悪影響

「サン・グロウン・モノカルチャー」という悪循環

岩下珈琲が選ばない栽培方法として、「一般的なコーヒー農園」は「利益優先」の栽培です。これは、まさしく「サン・グロウン・モノカルチャー(直射日光・単一栽培)」と呼ばれるシステムを指します。

この農法は、1970年代に「より多くの豆を、より速く」生産するという目的のために開発されました。現在では世界のコーヒー栽培地の40%を占めるに至っていますが、その実態は、環境破壊と化学物質への依存が連鎖する「悪循環」そのものです。これは、岩下珈琲が選ぶアグロフォレストリーとは、哲学的にも生態学的にも完全な対極にあります。

この「利益優先」のモデルは、皮肉なことに、化学物質によって解決しようとする問題そのものを、自ら生み出し続けます。森林伐採、土壌の劣化、化学肥料への依存、生態系の喪失、害虫の大量発生、農薬への依存。

この利益優先のモデルでのコーヒー豆の栽培は、環境の持続可能性を犠牲にする下降スパイラルです。土壌と水源は汚染され、農家や地域社会の人々を危険な化学物質にさらし続けることになります。

大量生産を目的としなければ、このような無理のある生産をそもそもする必要はないのです。

「インドネシアコーヒー」と「一般的なコーヒー」の農園比較

無農薬のコーヒー農園

(主にインドネシア)

農園の多くは、標高1,400m程の山の傾斜面にある。寒暖差が大きく、降雨量に恵まれ、腐葉土などの土壌に恵まれている。農薬などを使用せず美味しいコーヒーが出来る条件を満たしている。

自然林を利用した栽培

一般的なコーヒー農園

(南米・アフリカなど)

生産量を上げるために農薬、化学肥料を使用した利益優先の栽培である。

生産性を優先した栽培

インドネシアコーヒーの多様性:産地と品種の探訪

Direct trade in Indonesia
パリ スマトラ島のアチェの場所を示した画像

インドネシア島々の個性

インドネシアは数千の島々からなる群島国家であり、その主要な島々がそれぞれ異なる個性のコーヒーを生み出しています。

スマトラ島 (Sumatra)
マンデリン (Mandheling)

インドネシアコーヒーの代名詞的存在。
この名前は特定の地名ではなく、かつてこのコーヒーを栽培していたマンダイリン族に由来すると言われています。

風味

まさにスマトラ式の典型。非常に重いシロップのようなボディと、胃にも優しいほどの低い酸味が特徴です。

ガヨ / アチェ (Gayo / Aceh)

スマトラ島北部のタワール湖周辺地域。

風味

同じスマトラ島産でも、マンデリンやリントンに比べ、よりクリーンで、複雑さが抑えられ、酸味のバランスが取れていると評価されます。

スラウェシ島 (Sulawesi)
トラジャ (Toraja)

スラウェシ島の中央高地(標高1,300m~2,000m)で栽培されます。

風味

スマトラ式 による低酸味と重厚なボディを持ちつつも、スマトラ産よりもクリーンでバランスの取れた味わいが特徴です。セミウォッシュで精製されています。
豆にぬめりのある部分を残し、苦味と酸味を持った豆に出来上がります。

インドネシアのコーヒー豆(品種)

岩下珈琲がインドネシアに向かう時、その焦点は明確です。インドネシアは世界第4位のコーヒー生産国ですが、その生産量の約70%はロブスタ種(Robusta)です。ロブスタ種は「より力強く、苦味の強い」味わいとカフェイン含有量の多さが特徴で、主にインスタントコーヒーなどに使用されます。

岩下珈琲が求めるのは、残りの希少なアラビカ種(Arabica)、すなわち「スペシャルティコーヒー」です。アラビカ種は、その「より滑らかで、ニュアンスに富んだ風味」、甘み、そして「明るく複雑な酸味」で知られています。

岩下珈琲が買い付けているエリアでは、インドネシアのスラウェシで守り続けられているティピカ種とジェンベル種を掛け合わせた品種を買い付けています。ティピカ種は澄んだ綺麗な酸味、ジェンベル種は、マイルドながらコクと豊かな風味が特徴です。

岩下珈琲が届ける「農園の顔が見える」一杯

農園名が商品名という名の「品質署名」

商品名には無農薬栽培の農園名と生産者名を明記し、品質とトレーサビリティを証明します。

「岩下珈琲が取り扱う商品は農園名がついており、いずれも無農薬栽培を確認しています」。これこそが、岩下珈琲の哲学の最終的な「証明」です。

なぜ農園名を記載することが重要なのか。それは、単なるブランドだけでなく、そのコーヒーの背景を知り、生産者の名前をパッケージに記載すること が、トレーサビリティを担保する最も強力な手段だからです。

生産者の名前は、一種の「品質署名」と考えています。それは、その品質を生み出した生産者の努力に「正当な評価を与える」行為であり、消費者が「本物の人々、本物の場所」と繋がるためです。

岩下珈琲の約束は、現場・現物・現実の三現主義を貫く

岩下珈琲の商品に記された「農園名」は、単なるマーケティングラベルではありません。それは、「無農薬栽培を確認した」という宣誓であり、その約束を担保するものです。

消費者は、どうすれば「アグロフォレストリー」が真実であると知ることができるのか。その答えが、この「農園名」です。このレベルの透明性 は、岩下珈琲自身に説明責任を課します。「農園への直接訪問」という検証作業なしには、「この農園は無農薬である」と断言することはできません。直接訪問するから自信を持って説明ができるのです。

《現場》に自分で出向き農園を確認する。
《現物》を手に取り豆を確認する。
《現実》を自分の目でみて事実を確認する。

三現主義を貫くことで、他店や大手コーヒーメーカーでは絶対に真似が出来ない事をやり続けています。

岩下珈琲が選ぶインドネシアコーヒーは、単なる飲み物ではなく、豊かな生態系そのものをカップに注ぎ込む体験。

それは、「自然の生きた森」の恵みであり、その森を守る「農園の顔」が見える、透明性の高い一杯なのです。

岩下珈琲は、実際に現地で農園を訪問・確認することで、農薬を使わず森の中で育てる栽培方法が本当に行われていることを証明し、信頼できるコーヒーを提供しています。

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